あなたは今、幸せですか?
はい、と答えられた方は、特にこの記事を読んで頂く必要なありません。
どうだろう?幸せなような気もするし、
そもそも幸せって何だろう?と思った方は、
この記事を読んで、ご自身がどんな風に感じるか、ぜひ感じてみてください。
そもそも、幸せってなんだろう?
幸せの定義は、正直人それぞれだと思っています。
学問的な話をすると、
三大幸福論と呼ばれる本として、
ヒルティ「幸福論」(1891年)
アラン「幸福論」(1925年)
ラッセル「幸福論」(1930年)
があります。
幸せって何?の沼にはまりたい方は、読んでみてもいいかもしれません。
今日お伝えしたいのは、「幸せとは何か」に対する答えではなく、
大事な事はすべて「自分の中にある」ということ。
大事な事は、全て自分が、どう、感じるか。
題名とした、
「幸せを手に入れるんじゃない、幸せを感じることの出来る心を手に入れるんだ」
これは、言わずとしれた、甲本ヒロトさんの言葉です。
1980年生まれの私は、大学時代、仲間とTHE BLUE HEARTSを熱唱していました。
ベストセラー作家の枡野俊明さんも
幸せは、なるものではなく、感じるものー「息に生きる35の禅の知恵」
の中で、
禅の世界においては、過去も未来も存在しません、
あるのは「今」という一瞬だけです。
その一瞬一瞬を丁寧に生きる。
(中略)
心の在り方、美しい心がけこそが、
人生を豊かなものにしてくれるのです。
◎幸せと不幸せ。それはすべて心がつくりだしています。
不安や悩み、心配事さえも心の現れに過ぎないのです。
◎自分のことを縛っている縄など存在しません。
自分を縛っているのは、自らの思い込みだと気づく事です。
◎苦しいだけの人生などありません。
苦しみの向こうには、必ず喜びが待っています。
そう信じて、いきていることに感謝をすることです。
と書かれています。
幸せを感じることが出来る心を手に入れる具体的な方法
皆さんが知りたいのは、
「じゃあ、どうやったら、その幸せを感じる心が手に入るの?」
というところではないでしょうか。
全ての答えとはいかないかもしれませんが、
私から、具体的な方法として、提案したい事が1つあります。
それは、「とにかく自分の感情を感じきること」
普段、皆さんはどれだけの感情を感じていますか?
もしくは、どれだけの感情に蓋をしていますか?
例えば、野口嘉則さんの、「これでいい」と心から思える生き方
の中で、
・自分の心が喜ぶのはどんな時か
・自分は何にワクワクするか
・好きなことは何か?
・どんなものに惹かれるか?
・どのような場面で幸せを感じるか?
(こどもの頃の自分を思い出す質問)
・こどもの頃熱中したことは何か?
・何が好きだったか?
・どんなことをしている時楽しかった?
・どんな遊びをよくしたか?
などの質問に答える事で、
自分の中にある喜びに気がつくセンサーが育ちはじめる、
と書かれています。
私たちのような30代、40代の女性にとって、
社会に出て、子どもを産み、はたらく中で、
自分の感情に蓋をしてきた場面というのは
1度や2度ではないはずです。
そして、いつしかその蓋が、
硬い硬い鎧のように、私たちを取り囲んでいます。
それはまさに、自分を守るための武器でした。
しかし、これからの世の中で、
その鎧をまとっていることは必ずしも
自分を守ってくれるとは限らないんです。
特に、これから
子育てにも、シゴトにも、妥協したくない、
どちらかを諦める人生なんていやだ、
子育てに罪悪感を抱きながらはたらくのは何かが違う、
自分の未来は自分で切り開いていきたいと思っている
という皆さんこそ、
この「自分の中にある喜びに気がつくセンサー」を鍛えて、
「自分がどんな時に、幸せを感じるのか」に気がつき
「幸せを感じることの出来る心」を手に入れてほしいと思います。
夢を叶えるには、
まず、自分の夢に気がつくこと。
毎日の生活の中で、自分にたくさん質問をする訓練をしてみていってくださいね。